細胞検査士は安定するけど、資格取得が難しい??

細胞検査士は安定するけど、資格取得が難しい??

細胞検査士とは?

細胞検査士は、簡単に言うと「がん細胞をみつける仕事」をしています。

細胞をみつける仕事とは、癌を患っている患者さんから採取される検体(尿や喀痰、その他体液等)の中にはがん細胞が混ざることがあります。

このがん細胞をみつけるスペシャリストが細胞検査士です。

また、細胞検査士の資格をとるためには、公益社団法人日本臨床細胞学会の「細胞検査士」(CT JSC)の資格を取得する必要があります

その試験は一筆記と顕微鏡で直接細胞を見る試験、1次試験、2次試験があります。

合格率は1次試験も2次試験も50%となっていて、最終合格率は約25%の狭き門です。

 

細胞検査はどんな仕事?難しいの?

細胞検査の流れですが・・・患者さんから採取された検体を、色々な方法で処理をしガラススライドに塗ります。
その後、細胞に分かりやすく色をつけて、顕微鏡をつかってがん細胞や感染細胞をみつけ、会った場合は病理医師へ報告します。
病理医はその報告を受け診断を行い、患者さんの担当医へ結果報告をします。
また細胞検査士が診断をするわけではありませんので、あくまでも誤解なく。

ただし、他の検査と違い大きく診断に係る仕事です。また特にがんとう言う日本人の死因の上位に入る病気を検査する資格ということもあり、認定試験も非常に難しいものになっています。

需要はあるの?給料は?

現在、日本の細胞検査士は7000名程度いますが、その需要は日々高まっています。

臨床検査技師の業務が医療機器に活躍の場を奪われている中、超音波検査と並び「人しか出来ない検査」であり、需要はまだまだあります。

しかし、この細胞診に関しても、近い未来機械化が図られることが想定されており、そういう時代には「出来る細胞検査士」が生き残っていくと思われます。

また就職先は病理検査室を持っている地域の中核になるような大病院か、検査センターになるため、活躍の場は多くありません。細胞検査士として「地元就職」を期待している臨床検査の学生は就職先をしっかり調べることをおすすめします

需要はあるものの、就職先は少なく非常に狭き門です。

また給料は平均400万~500万程度されており、臨床検査技師の平均年収と比べると100万弱高いです。

 

細胞検査士向けの学校もある

大学や専門学校の受験生で細胞検査士を将来的に目指したい人は、以下の学校を目指してはどうでしょうか。

この学校では細胞検査士養成コースがあり、卒業時点でスペシャリストとして出発出来ます。これは非常にアドバンテージになると思います。

・杏林大学 保健学部 臨床検査技術学科

・北里大学 医療衛生学部 医療検査学科

・群馬大学 医学部 保健学科

・山口大学 医学部 保健学科

・加計学園 細胞病理学センター(倉敷芸術科学大学 生命科学部)

また、現場経験のある臨床検査技師の細胞検査士養成所もあります。

・癌研究会有明病院付設 細胞検査士養成所

・東京都多摩がん検診センター 細胞検査士養成所

 

細胞検査士を知りたかったら、ドラマ・フラジャイル!!

ドラマ・フラジャイルは病理医を演じる長瀬智也さんが主人公のドラマです。

その病理医・長瀬さんの下で働く細胞検査士の資格をもつ臨床検査技師が出てきます。またドラマのシーンでも細胞診の結果について話すシーンも出てきます。

ドラマなので実際の現場との乖離はありますが、イメージは湧くと思いますので是非チェックしてみてください。

 

まとめ

細胞検査士は長期間安定して働くことが出来ます。しかし就職先は狭き門なので、将来やってみたい人はまず就職先の選定から大事です。検査センターの就職も細胞検査士取得には近道にかも。

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