【国家試験勉強法】第4回・本番で9割以上獲得する決定版(考え方をまとめる方法)

【国家試験勉強法】第4回・本番で9割以上獲得する決定版(考え方をまとめる方法)

この勉強法を少しずつ咀嚼(そしゃく)して、理解できてきたでしょうか。分からないことがあれば何でも聞いてくださいね。まず問題を解いて、解説を読むという所までま進みました。どのように解き、どのように読むかが大事でした。読んで無い人は是非、第1回からどうぞ。

さて、今回は第4回「考え方をまとめる方法」です。実は具体的な事例を交えて第2回でもお話ししていますが、この記事ではどの試験でも使えるように抽象的にいきます。

 

キーワードは「優先度」「単語」「関連性」

問題を解いて、その解説まで読んだ問題をどのように整理し、ストックさせていくかが非常に重要です。この勉強法の中でも最重要といっても過言ではないと思っています。

覚える内容、質や量は試験によってさまざまですが、知識のストックのさせ方はどの試験でも応用出来ます。筆記試験の場合は少し工夫は必要になりますが、資格試験のような択一式問題はこれでOKです。

その方法は「優先度を付けて」、「単語を覚え」、その後「関連性のあるものを繋げる」です。

みなさんは、当たり前じゃないかと思うでしょうね。しかし、案外こんな当たり前なことをやってない人が多いです。ダメな勉強法の例を上げていきましょう。もしやっている人がいたら、すぐに改善しましょう

こんな勉強法はダメだ!!

まず一番だめなのは「教科書を最初から読むこと」です。最初の総論や序章なんかをノートにまとめて満足している人は、すぐに手を止めて下さい。ダメな勉強の典型例中の典型例。もしその科目の一番出題される所が、教科書の最初の部分や総論であれば、問題ないのですがそんなことはないと思います。

そして、「同じ単語をノートや裏紙に書きまくること」です。労力の割に結果が割にありません。その形式で問われることがあればいいのですが、資格試験の場合単語が書けたところで意味はありません。

最後に「過去問を力試しに解かずに取っておくこと」です。これも最悪です。このように過去問を解かずにとておいて、力試しに使うようにしている人の気持ちは分かります。しかし、国家試験の過去問は、同じ問題を何度どいても100点を取ることは難しいものです。だから何度も何度も解いて、出題傾向や頻出問題、出題形式を体に覚えさせなければならないのです。

教科書は読まなくて良いのか

教科書を読むことは否定していません。大事なところは重点的に読むべきです。ただ、一回通して読んだところで頭に入るのは、せいぜい20%程度でしょう。20%でも頭に入っていればスゴイことです。

教科書はすべての分野を網羅しているので、重点的に覚えるべき所が薄まってしまいます。だから、試験でどこが出るかを確認して読むと最小限の努力で合格点に近づけると思います。

では、ポイントを1つずつ見ていきましょう。

 

優先度を付ける

まず最初に、膨大な出題範囲である教科書の中から、点数や出題頻度の高い部分のアタリをつけましょう。

その方法は「過去問をまず解いてみる」です。3年、出来れば5年分を一気に解きましょう。正解できなくて良いです。むしろここで正解できるなら勉強しなくていいですよね(笑)

そうすると、同じような問題があることに気づくと思います。ここが大事です。国家試験とは言え、同じ問題が出るんですね。分野や科目によっては結構な頻度で出る問題があります。

過去問の頻度順にまとめて、この順で覚えていくことが一番の近道です。

 

単語を覚える

「さっき単語を書きまくるのは意味がないと言ったじゃんか!」と言われそうですが、単語だけを覚えるのはまったく意味がありません。単語と意味をセットに覚えてほしいということです。

英単語のようなイメージで捉えて貰えばOKです。「1単語につき、1つの意味でOK」です。

Na・・・基準値 135~148. mEq/l
ナイセリア菌・・・グラム陰性桿菌
鉄欠乏性貧血・・・小球性低色素性貧血
フェリチン・・・鉄結合性タンパク
ハプトグロビン・・・溶血性貧血で低下

最初はこんな感じで構いません。最初からすべてを網羅することは難しいですし、覚えるにしても1つの単語に2つや3つの意味(関連事項)を覚えていくのは実は非常に効率が悪いです。

覚えれる人は良いのですが、人は色々なことを忘れゆくものですので(笑)1つでも正確に覚えることが大事です。
曖昧なたくさんの知識より、正確な1つの知識が試験では助けてくれます。

でもたくさんの関連事項がある場合はどうするか。気になりますよね。
では次に行きましょう。

 

関連性のあるものを繋げる

何だ、結局覚えるんじゃないか」と思ったそこのあなた、待って下さい。「覚える」とは言っていませんよ。関連性のあるものを「繋げる」んです。言葉遊びに聞こえるかもしれませんが、違います。

1単語、1つの意味を覚えたら、再度過去問をやりましょう。ここでも問題自体は解けなくても良いです。
ここでは自分が覚えた意味でどこまで行けるか試してみましょう。意外と解けると思います。最初に優先順位をきっちりつけ、単語を覚えた方はこの状態で4割近く得点出来るかもしれませんね。

それでも解けない問題もあると思います。この時に選択肢や解答よく見ると、単語同士が関係性があることに気づくかもしれません。例えば・・・

・鉄結合性貧血→小球性低色素性貧血
・MCV小、MCH小→小球性低色素性貧血

これは鉄結合性貧血小球性低色素性貧血MCV小、MCH小となり、鉄結合性貧血はMCVが低いことが分かります。

あくまで簡単な参考例ですが、最初から「鉄欠乏貧血はMCVが小さくて、MCHも小さくて、その2つが小さいということは小球性低色素性貧血だ」と覚えると脳がパンクします。わざと細切れにして覚えた知識を有機的につないであげると、思い返すに色々な知識の引き出し方も出来るので一石三鳥ですね。

この有機的につないであげる作業は、過去問を解くことが唯一の近道になります。

過去問は最低3回、5回解くことをオススメします。

 

覚え方?考え方?

お気づきでしょうか。実はこの考え方のまとめ方は、覚え方に非常に近いということを。
確かに筆記試験の場合は考え方のプロセスをまとめておく必要があります。しかし、択一式国家試験については覚え方こそが考え方に直結するんです。1つのキーワードを覚えていただけで救われる問題もざらにあります。
択一式国家試験の考え方のまとめ(覚え方)をマスターしてみて下さい。

 

まとめ

とにかく「問題集最高」という内容になってしまいましたね(笑)でも、それくらいエッセンスが詰まったものですので、必ず何回も何回も解いて見てください。過去問で優先順位を確認し、出そうな単語の1つのキーワードを覚え、さらに過去問を解きながら、関連事項をつないでいく。これを何度も繰り返すことで知識は定着していきます。

とにかく積み重ねです。毎日1つずつでもなっていきましょう。

 

【国家試験勉強法】本番で9割以上獲得する決定版

第1回 まず例題を説いてみる

第2回 問題・選択肢の向き合い方

第3回 解説の読み方

第4回 考え方をまとめる方法

第5回 割り切って覚える

第6回 何度も繰り返しやる

 

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