【国家試験勉強法】第2回・本番で9割以上獲得する決定版(問題・選択肢の向き合い方)

【国家試験勉強法】第2回・本番で9割以上獲得する決定版(問題・選択肢の向き合い方)

さて、第1回「まず例題を説いてみる」で例題は解きましたか?

まだ解いてない方や読んでない方はこちらからやりましょう。例題を解いたら、進んでくださいね。

今回は「問題・選択肢の向き合い方」を考えていきます。

このやり方は検査技師向けの認定試験やその他資格試験にも使えますので、ここで試験対策の仕方の1つとして考えてもらえると良いと思います。

 

問題を読んで見る

今回の問題を再度読んでみましょう。

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問題文は「36 血漿蛋白について正しいのはどれか。」の部分になります。それ以下の文章は選択肢になります。

今、この記事を読んでいる皆さんの中には「なにを今更・・・」と思っている人はいると思いますが、非常に大事なポイントです。

試験勉強が上手で、常に高得点が取れて、いつも勝っている人は、このポイントを改めて教えられなくても習慣づいているんです。

このポイントを押さえながら、全員が勉強を出来ているわけではありませんし、丁寧に教えてくれる学校も多くはないと思います。だからここでそのポイントを覚えてください!

大事なポイントは次の3つです!

 

1つ目は、「問題文は正しい」

1つめは、「問題文は正しい」ということです。問題文には正しいことしか書いていません。
たくさん問題に触れるだけで問題文から知識が入ってきます。これは馬鹿にならないほどの効果を生みます。
だからとにかく問題が解けなくてもいいので、問題集を何度も何度も読んでください

教科書を読むことも大事ですが、教科書はどこも重要そうに書かれています。
それに教科書を読むだけでは問題の出題のされ方を経験できませんので、絶対に解けません。これは絶対にです。

だからオススメは、授業の前の日または直前でも良いので、授業の範囲の問題を読んで下さい
それだけで問題を解けるようになるスピードが違います。実際に一番成績の良かった友人はこれを行っていました。

彼の問題集は本当にボロボロでした。

 

ちなみに問題文が正しいということが理解出来ているだけ問題が解けるものもあります。
今回の例題ではあまり効力を発揮しませんが、問題に「AはBである」と書いていて、ある問題の選択肢で「BはAでない」と書いている場合、ひと目で間違いと分かります。
ただし、「CはBである(ない)」「CはDである(ない)」と書かれていた場合、「AとCの関係を把握する」ことが重要です。

例えば・・・

問題 東京は地球上にありますよね?以下の選択肢で正解はどれか。
  1.地球上に日本はない 
  2.関東に東京はある ○
3.東京と福井は関東にない✖
4.地球は丸くない✖

例えばこの場合、1は地球上に日本があり、日本に関東があり、関東に東京があるという関係を把握していれば必ず正解できますよね。
しかしこの「関東」という地方名を知らない場合、2や3は意味不明ですね。
福井も出てきましたけど、選択肢的には福井は関東にありません。4では地球の形についても聞かれました。

国家試験ではこのように聞かれることが多いです。

テクニック的な部分ですが、正しいことを述べている問題文は別の問題のヒントになることもあります。しっかり内容を把握し、試験中の見直しの時もそのような視点で問題に触れましょう。

 

2つ目は、「問題文の大事な単語(名詞・固有名詞)を正しく理解する」

問題文は36 血漿蛋白について正しいのはどれか。」ですが、この問題文内の名詞は「血漿蛋白」になります。

この問題は血漿蛋白についての知識が問われています。

上でも書いていますが、固有名詞を的確に捉えて、的確に情報を把握するということが大事です。
どれだけ血漿蛋白について知っているかということ
と、血漿蛋白と間違いやすい「○○蛋白」(尿蛋白・総蛋白・・・等)というものと間違わないことです。

特にこの「似ているものと間違わない」というのが、非常に重要で、誤答しやすいポイントになります。

どの単語について聞かれているか、しっかり把握し解答に望みましょう。

 

3つ目は、「正しいもの」「間違っているもの」「いくつ選べ」ということを間違えないこと!

ほとんどのケアレスミスがここから生まれています。問題文の読み間違いです

読んだはずなのに「間違ったものだったのに正しいものにつけた!」とか、「2つ選べって書いてあった」とか、解けていたはずなのに間違ったという経験はありませんか?

これを完全に防ぐ方法があります。

それは選択肢を読みながら、ちゃんと「◯✖」をつけていくだけです。

この問題を例にとると・・・

✖1.α1-アンチトリプシンは炎症で低値(高値)となる。

✖2.ハプトグロビンは溶血性貧血で高値(低値)となる。

◯3.トランスサイレチンは低栄養で低値となる

✖4.トランスフェリンは鉄欠乏性貧血で低値(高値)となる。

✖5.フェリチンはヘモクロマトーシスで低値(高値)となる。

 

ここまで書き絞れれば、問題文を焦って読み間違っても3を選ぶことは至極当然になりますよね。しかし2つ残った場合も、一旦自信をもって✖をつけたら、もう見ないとすることも出来て、試験時間を有意義に使えるのです。

別の回でも言いますが、割り切って覚えなければいけないものもあります

特に臨床検査技師や看護師のような医療系の試験、一般的な資格試験、受験の英単語や化学、社会の場合は、まず覚えることから始まると言っても過言ではありません。

では、血漿蛋白を例にして、覚え方を簡単に書いておきます。(第5回「割り切って覚える」の内容です)

「とは(内容)」「間違いやすいものとの違い(比較対象)」「検査法(関連事項)」「正常値・異常値と疾患(数値)」でまとめると良いですね。

 

血漿蛋白

1.血漿蛋白とは・・・採取した血液を凝固させずに遠心分離させた上ずみの成分・血漿に含まれる蛋白のこと。凝固させていないため、フィブリノーゲンなどの血液凝固因子が含まれている。

血液凝固因子(第Ⅰ因子:フィブリノーゲン、第Ⅱ:プロトロンビン第Ⅲ因子:組織トロンボプラスミン、第Ⅳ因子:カルシウム・・・

2.「間違いやすいものとの違い」・・・血清蛋白:採取した血液を凝固させて遠心分離させた上ずみ成分・血清に含まれる蛋白。(凝固させているため、血液凝固因子・フィブリノーゲンは含まれていない。)

3.検査法

血漿蛋白を直接検査することはない。

<血液凝固因子に対する検査法>

凝固線溶検査・・・

4.基準値、異常値に伴う疾患

血漿でタンパク量を直接測ることはなく、基準値はなし。

タンパク量(=総蛋白・血清蛋白)は血清で測定する。→総蛋白のページに記載

<血液凝固因子に関わる基準値、異常値に伴う疾患>(試験に出るもの抜粋)

第Ⅰ因子:フィブリノーゲン 300mg/dl(200~400)

高:感染症、脳梗塞、急性心筋梗塞がん、ネフローゼ症候群

低:播種性血管内凝固症候群(DIC)、低フィブリノゲン血症、肝機能障害(肝硬変、肝臓がん)、劇症肝炎

・・・

 

現役の時はこのような感じで問題に出てたものをノートにまとめていました。試験勉強中はこのノートと問題集を毎日持ち歩いていました。
ちなみにオレンジ文字(赤文字)はかならず覚えるもの青文字は合格する上で必須なもの(合格線上の知識)、黒は高得点をとるための知識としています。情報にも必要なレベルがありますので、そこも意識し取捨選択していきましょう。
現場では使う知識だけど試験には問われないものやマニアックな情報については、今は覚えなくて大丈夫です

現場で必要な情報は現場で覚えましょう。資格を取らないとスタートラインにも立てませんので。

 

まとめ

大事なポイントは3つ!

1つ目は、「問題文は正しい」

2つ目は、「問題文の大事な単語(名詞・固有名詞)を正しく理解する」

3つ目は、「正しいもの」「間違っているもの」「いくつ選べ」ということを間違えないこと!

 

カリキュラム(全6回)

【国家試験勉強法】本番で9割以上獲得する決定版

第1回 まず例題を説いてみる

第2回 問題・選択肢の向き合い方

第3回 解説の読み方

第4回 考え方をまとめる方法

第5回 割り切って覚える

第6回 何度も繰り返しやる

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